インナーチャイルド数秘とは
『インナーチャイルド』と『数秘術』を掛け合わせた、
当アカデミア独自の解読方法になります。
『インナーチャイルド』とは、心理学用語で、
幼少期に経験した傷ついた記憶やトラウマ、心の傷のことを指す言葉のこと。
『数秘術』とは、古代ギリシャでピタゴラスが創始者と言われている占術かつ統計学の一つで、
生年月日と名前を元に数字を割り出し、私たちの魂の性質(エネルギー)を紐解くツールです。
なぜ、当アカデミアでは、
この2つを掛け合わせているのか―
それをご理解頂くためにも、
まずは『魂とは』についてお伝えさせて下さい。
魂とは
そもそも私たち人間とは、肉体を持ってこの世に生まれる前は魂の存在でした。
―1つの魂の『集合体』の一部が、肉体に入ることによって『分離』し、1人の人間としての一生を生き、そして人間としての生を終えた先でまた魂の存在に戻る―
これが、いわゆる『魂の輪廻転生』と呼ばれるものです。
私たちの魂は、
「今世はこんなことを体験したい」
「今世はこんな人生にしたい」
「今世はこんなことを成し遂げたい」
そんな、『目的』を持って、人間として生まれてきます。
つまり、私たちが人間として生まれてきたということは、
私たちの魂それぞれが、
この人生において何かを望み、何かを体験したいという目的を持っているということ。
よく、
「自分が何をしたいのかわからない」
「私にはやりたいことなどない」
そんな悩みが聞かれますが、
それはあくまで私たち人間視点での話であって、
私たちの魂は皆、何かしらの『目的』があったからこそ、今世人間としての生を持っているということになります。
そして、私たちの魂は、その『目的』を果たす上で、
「今世では、まずはこんな環境に生まれて、そしてこんな人と出会って、こんな経験をして、結果こういうことを成し遂げよう・・・」
といったような、今回の人生の『シナリオ』を設定してきます。
これがいわゆる、『魂のシナリオ』『魂のブループリント』と呼ばれるものになります。
この、私たちの魂が設定してきた、
『魂のシナリオ』『魂のブループリント』を読み解くためのツールこそが
『数秘術』なのです。
なぜ、『インナーチャイルド』と『数秘術』なのか―
では、なぜその『数秘術』と、
『インナーチャイルド』を掛け合わせるのか―
それは、
私たちの『インナーチャイルド』にこそ、
魂の望みや目的が隠れているからです。
一般的に『インナーチャイルド』と言えば、
『癒やす』べきもの
=可哀想なもの、ネガティブなもの
という認識が通例とされています。
しかし、実は魂視点においては、
『インナーチャイルド』は魂のシナリオにおいて重要な役割を担っています。
魂は、今世人間として生まれてきた目的を果たすための手段の一つとして、
『インナーチャイルド』を設定してきているのです。
幼少期の傷ついた体験や、トラウマ、未消化の感情や欲求こそが、
私たちの魂のシナリオを進める上での、
重要なスパイスの役割を果たしているということです。
つまり、
私たちの中の『インナーチャイルド』と、
『数秘術』から割り出される魂のシナリオを読み解くことで、
- 私たちの魂が何を望んでいるのか
- そしてこれからどんな人生を生きていけば良いのか
- そしてそのためには何が必要になるのか
をより深い部分から紐解くことができるのです。
「知って救われた」の、その先へ―
一般的な数秘術を知ると、
「生きづらかったのは、この性質のせいだったんだ!」
「これって私の良さだったんだ!」
そんな感覚を抱かれる方は多いです。
私自身も、数秘術と出会った当初はまさにそうでした。
数秘術を通して自分の数字を知ることによって、
「あなたはこういう人ですよ」と言語化して説明されたような感覚を得られると、
確かにこれまで生きづらさや葛藤を生み出してきたような自分の性質を、
理解し、受け入れ、許せるようになるし、自分自身が癒やされる。
それに、自分の隠れた長所や才能も見つけられて、未来への希望を見出すことができる。
だからこそ、そういった切り口での『数秘術』は、既にたくさんのセッショニストや鑑定士によって使われてきました。
しかし、私自身が自分の数字や自分自身の人生、
そしてセッションを通してたくさんのクライアントさんたちと向き合ってきた中で、
一つの確信が生まれました。
それは、
『知る』だけでは、圧倒的に足りないということ。
私は、『数秘術』を通して、
なんか楽になった、なんか救われたと感じてきたあなたにこそ、問題提起をしたいのです。
「それであなたは、“本当の意味で” 救われましたか?」
「それで “本当に”、人生に満足できていますか?」
と。
きっと、多くの方はNOのはず。
そう、
いくら数秘術を通して、
自分の性質を理解し、受け入れ、許せるようになり、
心が癒やされ軽くなったとしても、
そこに『自分の人生を生きるのだ』という強い意志が伴っていなければ、
その数字本来の性質が、本当の意味で輝き出すことはありません。
つまり、
自分の性質を理解し、受け入れ、許せるようになっただけでは、
魂が設定してきた本来の目的を果たすための人生を送ることはとうていできないのです。
数秘を『知る』だけでは、本当の問題解決には繋がらないということです。
そして、魂本来の目的が果たせないということは、
人間である私たち自身も、
いつまでも人生に対しての不全感、不満足感、物足りなさ・・・
そういった感覚から解放されることはないということでもあります。
自分の人生を生きるためには『インナーチャイルドの成熟』が必要不可欠
魂が設定してきた人生の目的を生きるためには、
つまり『自分の人生を生きる』ためには、
“自分が人生の舵取りをする”
という強い意識が必要不可欠となります。
その、自分の人生の舵取りができる強固な自己を確立するためには、
“インナーチャイルドの成熟”
が必要不可欠です。
傷ついた過去で止まったまま、
自分の人生を生きることへの恐れさえ抱いてしまっているインナーチャイルドを、
確固たる自己意識へと成熟させ、
魂が本来求めていたはずの人生の目的を思い出せる状態、
人生の舵取りをしていける状態へ導いていく。
これこそが、インナーチャイルド数秘で目指すところであり、
このインナーチャイルド数秘を創出した理由です。
インナーチャイルドの根底にある、『魂意識』を取り戻す―
インナーチャイルド数秘では、
その人本来の魂が設定してきたシナリオを生きれるようになるために、
自身のインナーチャイルドとの対峙をしていただきます。
インナーチャイルドを癒やし、手放しを行っていきながら、
インナーチャイルドの根底にある魂意識に近づき、魂意識で生きられる状態へと目指していきます。
インナーチャイルド数秘 開講中の講座紹介
インナーチャイルド数秘を通して、魂意識で生きるということへご興味がある方は、
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